”青春は白百合の花束”ってどんな本?
- 書籍詳細
- 「その放送を聞いた瞬間――私はきっと恋に落ちてしまった」
運命的な出会いなんて存在しないと思い込んでいた心塚牝鹿は放送の声に一目惚れ(?)してしまい、放送部への入部を決意する。しかし彼女の訪れた放送室にいたのは、自己紹介すら満足にできない女の子だった。
放送部の少女たちの運命的な出会いを描いた「籠の中の鳥の放送局」の他、
打ち捨てられた少女たちが慰め合う様を描く「微睡みで編まれた繭の図書室」、
過去を乗り越えて大人になる少女の姿を描く「兎と獅子は冷たい檻の体育館」の計3作品を収録。
文庫本換算で約550ページ、くるくる姫先生の挿絵が5枚収録されています。
その他情報
- 著者:綾加奈
- イラスト:くるくる姫
”青春は白百合の花束”の口コミ・レビュー
「綾加奈先生安定の百合小説」
「いずれの物語も自分達の想いにけじめを付けて一歩成長していくわけですが、どうせなら成長した後の日常風景も描いて欲しかった。
せっかく3つの物語を同じ学校としているのに、前主人公達の仲睦まじい様子などが全く描かれてなくて残念。」
「初っ端から珍しく甘々な展開!? と思いきや、甘々な展開の裏側で苦汁を舐めている面々にフォーカスを当てて話が進みます。」
「同じ舞台で視点を違えて起こる3つの物語が収録されています。3つの話はそれぞれ毛色も纏う雰囲気も全く違いますが、共通の登場人物たちが影響を与え合って展開し、最後にはどの話も胸が熱くなるような綺麗な短編集です。
私はこの本がとても好きですし、ぜひおすすめしたいです。」
まとめ ”青春は白百合の花束”ってどうなの?
綾加奈作品の中でもなかなかに人気となっている本作品。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
また、キンドル・アンリミテッドなら月額980円で本作品含め和書12万冊以上、洋書120万冊以上が読み放題になるとのこと。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
コメントお待ちしております。