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【謎】Q.なぜ太宰治とキスしたくなるのか? 〜肺結核、ヘビースモーカー、総入れ歯〜

Q.なぜ太宰治とキスしたくなるのか?

知恵袋にこんな質問がありました。

「Q.30代女です。「人間失格 太宰治と3人の女たち」を見て感じたことを言います。

この作品は太宰治というイカれた人物に、ファンの女性たちがホイホイ言い寄ってキスにSEXに明け暮れる話です。
太宰の奥さんには少し共感できますが、その他の主要人物には少しも共感できませんでした。

ところで非常に違和感を感じるのは、女たちはなぜ太宰とキスができるのかということです。

太宰治は人間性もさることながら、肺結核、ヘビースモーカー、総入れ歯というキスしたくない要因のオンパレードの人間です。私は一つでも条件に合致したらキスはお断りです。

しかし、なぜか作中の女たちは3重苦揃っているのに平然とキスします。その気が知れません。

誰かこの違和感を納得行くように説明できる人がいたらお願いします。
男性からの回答もありがたいですが、できれば私と同じ女性の方からの回答が欲しいです。」

確かに気になりますよね。

ちなみに、

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話は戻りまして”キスしたくない男性”の特徴を見ていくと、

  • タバコを吸う
  • 歯磨きをしていない
  • ヒゲをはやしている
  • 口臭がきつい
  • 唇が荒れている
  • 不潔そう

ということで、

時代は違えども、、嫌な部分のすべてが当てはまる太宰治ってなんでモテたの?

との意見が上がるのも理解できるところ。

回答を見ていくと、こちらがベストアンサー

「ネタバレありです。
恋は盲目だからでは?
セックスに明け暮れるって…愛人達は子供が欲しいって言ってましたよね。
快楽目的ではなく、ただの執着だと思います。
何が凄いって、3人の女性は皆が思い望んだ幸せな結末を迎えます。
そんな太宰を描いた蜷川監督、素晴らしい!」

↑ですね。

「時代背景が今と全く違います。

太宰がこの作品を書いたのは1948年です。出来上がったちょうどひと月後に玉川に入水しました。

終戦が1945年ですよ。追い立てられるように次々と思想まで統制されたあとに、それを裏返しにされた時代ですよね。

嫌という程死の匂いを嗅ぎ取った人達が、タバコの匂いや入れ歯に対し抱く価値観は今とは随分違うものだと想像できます。

皆前向きに生きていこうとした時代、そんな中で堕ちていく幻想に身を委ねた女性達もまたエネルギッシュであったと思います。映画の中の3人の女性達も決してネガティブには描かれていませんよね。

余談ですが、山崎富栄さんは結婚して10日しか経っていない新婚でご主人が召集されて戦死した後のことです。映画の中で、少しその話題がありましたよね。
私達には到底想像のできない精神状態での恋愛であったと思います。」

戦争が絡んでくる時代というのは、また違うでしょうね。

「死ぬ気で恋してるからでしょ
その時点で前提から違う」

↑なるほど。
違いますね。

「金か資産又はスターへの憧れ」

↑このような思惑があるのも理解できますね。

まとめ Q.なぜ太宰治とキスしたくなるのか?への回答

まとめると、

”回答されている方々の通りかと想います。
まず、時代が違う。
そして、戦争が絡んでくる。
さらに現代的に見て地位・金・スターへの憧れという要素を秘めている。”

このようのまとめられるでしょう。

みなさまからのコメントおまちしております。

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